和泉市だんじり 松尾連合 入魂前の唐国だんじり! 結束するからこそ良き祭りが出来る!

美福連合 中山だんじり 広報責任者のタカシロです。


入魂式を一週間前に控えた唐国町だんじりを今回単独で中山広報が取材させて頂きました。


初めにこの度取材に協力して頂いた 唐国町 『前梃子責任者 辻 隆治さん』『若頭 辻 直人さん 』ありがとうございました。


いやー、今回の取材も完全に喰らいました(^^)!だんじり小屋もしっかりしていて祭りに関わる用品がしっかりと整理整頓され管理されているところから、唐国町のだんじりへの熱い気持ちが伝わって来ました。


唐国町だんじり!

平成13年 大工:大下工務店、彫師:木下賢治 で新調

{土呂幕}

正面 :藤吉郎富士川の初陣

右:加藤清正新納式武蔵守の血戦

左:佐久間玄蕃秀吉本陣に乱入

{見送り}

賎ヶ岳の合戦



去年の祭りを終えた後、洗いと締め直しを行う為に昇魂し、今年4月に綺麗に磨かれただんじりが唐国町に帰って来たそうです。

そして7月8日(日)朝7時から入魂式曳行を行うとの事であります。

どんな仕上がりでだんじりをお披露目出来るかが楽しみでなりませんね!(^^)

勿論!入魂式前とあってだんじりは撮影しておりません!私たち広報担当者もだんじりをあえて見ずに当日のお披露目を楽しみにしている次第であります。(^^)


そんな唐国町だんじりの何よりもの良さと特徴を辻さん両方にお聞きしました。

即答で!『結束力』とお答え頂き、その要因となる理由をお聞きすると各団体すごく仲が良く、今年の開催は出来ませんでしたが、毎年ゴールデンウィークの時期に町内で小さな子供から地元で長く住む人までが参加するイベントを開催しているそうです。

勿論、だんじりもそのイベントにはお披露目しているとの事。

結束力の源は地元の方からすれば毎年当たり前のように行われるイベントこそが結束力の源となっている!と私はそのように取材を通じて聞こえて来ました。(^^)

辻 直人さんと唐国だんじりのつながり

辻 直人さんから地元唐国町だんじり祭りを振り返るて見ると・・・

小さな頃から地元にだんじりが当たり前のようにあって毎年楽しみにしている「祭り」という存在でした。

また、小学生の頃は綱を曳く青年団に憧れていました。

とにかく綱を曳く!これが好きだったのかも知れません!笑 また、自分が綱を曳いているから、だんじりが走り動くのだ!というモードに入ると、体がきつくても祭りを心から楽しめたりできたものです。

青年団では綱元責任者を経験させて頂き、そこで経験出来た事は大きかったと思います。

ただ祭りを楽しむという立場から責任者という立場での活動は、ケガ無く皆が心から楽しめる雰囲気を作って行く事が大切であると気づき良い経験が出来ました。


辻 直人さんに唐国町だんじりの魅力を聞いてみたところ!

『小さい頃からだんじりが当たり前のようにあって、年配の方から先輩の方までもの凄く可愛がって頂いた事が何よりも大きくこの唐国町全てが魅力となっています。』と語る辻 直人さん!

本当にこの町が大好きなんだという事が伝わって来ました。(^o^)

多くの町では人間関係が悩みとなっているのにたいして、人間関係が良い!これは本当に幸せであります。

辻 隆冶さんのだんじり祭りの歩み

長かった鳴り物と屋根・・・

上だんじりの時は18歳まで鳴り物をやっていたのですが、と言うか!なかなか鳴り物の席を離してもらえなかった、これが正しかったかも知れません!笑

そんな頃鳴り物から他のポジションに行きたいと強く思っていたタイミングで「屋根募集!」という話が町内で出回り迷わず手を上げました。

他に手を上げる人がいなかったのもあってそれから17年間、35歳まで屋根に乗っていました。

気がつけば早いもので前梃で8年させて頂き、前梃責任者として今でも頑張らさせてもらってます。(^o^)


辻 隆冶さんに唐国町だんじり祭りで一番おもしろいポイントを聞いたところ!

いやー、トレビアン前のやり回しですね! 最終日の最後のやり回しはこのトレビアン前でやる!というのもあって一番気合いが入る所かも知れません! それと夜曳きで「芸」をだんじり前・後ろで行う所も盛り上げるポイントとなりますね!

是非、中山さんも遊びに来て下さいよ!。笑

綺麗に飾られた町名旗

いやー、これまたビックリさせられたのは、町名旗や纏などが飾られるように保管されており、まさにだんじり博物館そのものでした。(^o^)

各町、町名旗などの保管方法に工夫があったりするものですが、唐国町のように飾られた保管はだんじり祭りに関わる全ての物を大切に保管管理し、祭りにたいしての想いが強く感じられ、取材させて頂いた我々も本当に勉強になる事が多くありました。

各団体で使用する小物も飾られ、綺麗に保管されています。

私が野球をやっていた頃、指導者に「道具は大切にしろ!」と良く言うわれたものですが、勿論だんじりも同様で地車だけを大切にするのではなく、それに関わる全ての用品を大切に保管して管理する事が大切であると改めこの取材で私は学ばさせて頂きました。

心をこめて管理してすれば、全ての用品は年数が経っても常に輝き続けるものです。唐国町だんじりの全ての物に私は魂が入っているように映りました。(^o^)

だんじり小屋の横に梅鉢紋の入った唐国町地車新調記念と刻まれた記念碑!

当時の新調の想いが伝わってきます。

当たり前にある記念碑に見えても誰かが汚れないように手入れしている事は間違いなさそうです。

17年間ここまで綺麗に輝く記念碑!これが今の唐国町だんじりの全てであるのかも知れません!


取材が始まるタイミングでいきなり大きな雷と雨でだんじり小屋を良い形で撮影出来ない!と思っていたのですが、小屋内での取材を終えて外へ出て来たら、なんと晴天そのもので、取材前の嵐は何処に行ったのか?と思うぐらいの変化でありました。

これも唐国町が持つ力ではないか!と私は強く信じています。

嵐が通りすぎた後の晴天のだんじり小屋は更に輝いて見えました。(^o^)

今回取材を務めさせて頂いた私広報責任者のタカシロと広報副責任者の中上が、お言葉に甘え取材陣でありながら小屋前で写真を撮って頂きました。

入魂式一週間前を控え忙しい中、取材の時間を頂きありがとうございました。

この取材を通じ新たな学びと気づきを得る事ができ、このブログを見られる方も何かしらの気づきなども得られる方もいるのではないでしょうか、これからもブログを通じだんじり祭りの良さと各町の良さを伝えて行ければと思います。


辻 隆冶さん、辻 直人さん、そして唐国町皆様この度は取材にご協力頂きありがとうございました。 

7月8日(日)午前7時からの入魂式楽しみにしております。



最後までお読み頂きありがとうございます。


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